発売前のプロトタイプによる商品のご紹介ページです

 

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なお、発売・仕様等は変更の場合がございます

 

Product Design

プロダクトデザイン/FAMFURの製品についての想いやこだわりをご紹介しています

杉天板

天板を決めるにあたっては、多くのこだわりがありました。第一は合法な木材の利用です。私たちは豊かな森林を守らなければいけません。それをベースに美しい木目の木を探すこととしました。最終的に行き着いたひとつは「国産杉」です。杉は日本独自の素材で美しい赤みとはっきりとした木目が特徴です。ただ柔らかくキズもつきやすく、家具としては不向きな素材でした。そこで私たちは杉の可能性を模索し、木材硬度をあげる圧密加工という特殊加工に出会いました。この技術によって杉を家具に使う可能性が見えてきたのです。SQUAREの天板表面は2mm程度の杉単板でが、これは本来12mmの厚さだった杉板を5mm程度の60%も圧縮し、さらに表面を美しく磨いたものです。本物の板ですので、化学的な化粧板や薄い突板とは違い、厚みのある手触りや香りを楽しめます。お子様が天然木の良さ、杉の良さを身近な家具で感じてもらい、自然へ愛着がもてるようなきっかけになればと思っています。


バーチ天板

杉は日本固有で、赤みや渋みのある茶色が特徴の木材です。そして圧密加工を施したことで高級感を持つことが出来ました。しかし、品質を求めるとある程度厚みが必要で重たくなってしまいます。小さなお子様には扱いずらく、手で支えきれないかもしれません。そこで、天板の軽量化を検討している時に出会った木材が、このフィンランド産ホワイトバーチです。まず、一目で小口の積層の美しさに目が行きました。そして優しい白木の肌。杉材に対比して白木調の木材を探していたので、まさに一目ぼれでした。この木材は、フィンランドの計画植林からつくられ、JASのF☆☆☆☆基準を取得しています。船舶や音響機器にも使用されるほど品質と安全性には定評があり、多くのデザイナーに支持されています。SQUAREには9mmの合板を使用し、杉材比200gの軽量化に成功しました。数値以上に天板は扱いやすくなりました。


天板の塗料

天板の塗装に使っている塗料は2種類あります。杉天板には亜麻仁油をベースとした自然由来の成分のものを採用しています。採用の理由は、こどもの使用にも安全であること。そして美しい杉の木目をそのまま表現できることでした。この塗料はおもちゃにも使用されるなど実績があり、自然の風合いのまま撥水性、防汚性が付与できます。さらに、この塗料の良いところは木の香りをふさがないことです。木の手触りとともに杉の香りを楽しむことがでるのです。欠点をあげるとすれば、しだいに効力が落ちるのでメンテナンス(再塗付)が必要なところです。しかし、そのような手間も楽しんでいただけたらと考えています。もう一つのバーチ天板には、無着色のウレタン塗装を施しました。こちらも撥水性、防汚性は十分で、美しく優しいバーチの木目をそのままに、ほぼメンテナンスフリーでお使いいただけます。小さなお子様のご家庭では安心してお使いいただけると思います。


BOX

デザインで一番に悩んだのは大きさ(容量)です。プロトタイプは鉛筆をマグカップに入れたまま収納できる大きさでした。小さなお子様のいるご家庭では、そのほうが使い勝手が良いと考えていました。おもちゃもいっぱい入るし・・・。しかし実際にプロトタイプを使用してもらうと考えてもみなかったことが分かりました。おもちゃを入れすぎて重たくて子供が持てない、深すぎて覗き込んで危ない、中のものが重なりすぎて見にくい、膝にあたるなど。実際に容量を計ってみると20L以上も入ることがわかりました。それからは、一人当たりのおもちゃの量を検証したり、定番のおもちゃや遊びのしかたを勉強したり、リビングの収納事情を学んだり、おかたずけ教育というのを勉強したりする日々が続きました。そして、総合的に判断し、容量10L、深さ9cm、B4が入る大きさ、段階的に仕分けを学ぶ、持ちやすいというような現在の形に落ち着きました。だれもが非常に使いやすいデザインになっています。


パイプ

BOXをささえる本体にパイプを採用しました。角がない丸い形状は子どもへの優しさと安心感をもたらします。余分なものを取り除いたシンプルな形状は、飽きることなく長くお使いいただきたいという思いがあります。そして、表面の塗装は色によって仕上げを変えるこだわりをもちました。黒色はサテン塗装を施しました。表面にはザラザラ感があり、独特の高級感と重厚感を生み出しています。黒色は仕上げを間違えると手あかやキズが目立ったり、安っぽくなったりと塗装するときには注意が必要です。こういう点からもサテン塗装と黒色は相性が良いと思います。一方、白色は三分艶塗装を施しています。黒以外の色を施す場合、まず色のプレーンさを大切にしたいこだわりがありました。黄色、水色、赤色・・・様々な色を施す場合、このSQUAREには飾らないシンプルさが必要です。この仕上げの選択は、形や素材の組合せ上、うまく表現できていると思います。黒色と他色、デザイナーの隠れたこだわりをご紹介しました。


梱包も商品?

商品をお届けするためにキズが付かないように保護しているダンボールは、リサイクル可能です。その多くは自治体などで回収され、あたりまえのように再資源化されています。しかし再資源化には多くのエネルギーを再び使うことになり、多くのエネルギーを使って作られたダンボールを、またエネルギーを使って直ぐに再生していく。何か寂しいと感じてしまいましたし、何か矛盾しているような気もします。そこで、すぐに捨ててしまうダンボールから、親子が楽しめるツールになる、そしてしばらく商品として使う。そんなダンボールのロングユースストーリーを考え、親子のアクションが、ダンボールという身近なものから資源の大切さを感じるきっかけになればと、内箱のプレイボードを提案させていただいています。是非、親子で体験していただき、「家族がつながる暮らし」とエコ活動に一役かえたらいいなと思っています。